2011年7月13日水曜日

日本の小学校体験入学について

日本は連日暑い日が続いていますが、皆さまいかがお過ごしですか。

今年も我が家の娘達はそれぞれ日本の小学校、幼稚園に元気に通っています。
あずき会のお子さんの中でも今後日本の小学校に体験で入られる方もいると思うので、日本の小学校に体験入学するに当たって簡単ではありますが以下参考までに・・・

◎小学校の選択
小学校に入るに当たっては住民票の登録が必要になるようです(もしかしたら期間にもよるかもしれませんが)。
ですので、必然的に住民票の住所の管轄の小学校に入ることになるかと思います。

◎小学校に入るまで
事前に入らせてもらう小学校へ電話などで連絡をしておくとスムーズかと思います。
日本へ着いたら、市役所へ住民票の登録へ行くとそのまま自動的に教育委員の方へ回されます。
そこで、名前、住所、体験入学期間の希望など簡単な事項を記入すると教育委員の方が直接小学校へ連絡を取ってくれます。
その後、受け入れ先の小学校の校長先生と教育長の方の許可を得て体験入学許可となります。
許可が下りるまでにだいたい一週間弱かかりました(後日体験入学許可証という紙が送られてきます)。
今年は去年既に通っていたのもあって、市役所に行った翌翌日くらいからは通えることができました。

◎小学校で必要な物
フランスの小学校に比べて、日本の小学校は必要な物が色々あります。
もちろん学校側の配慮で必要最低限の物だけで良いのですが(学校でも色々と貸してくれたり、くれたりしました)、意外に準備しなくてはいけないものが多いので家にある物はフランスから持っていた方がいいかと思います(去年は知らなかったので、日本に来てから色々と購入したので)。
 -ランドセル(家は購入しましたが、もしかしたら他のバックで代用してもいいかもしれません)
 -鉛筆(小学校低学年のうちはB,4B,6Bなどの濃いものを使用します)
 -消しゴム(今年はキャラクター物ではないものと言われたようです)
 -定規
 -フェルトペン(書き方の時間に使うようです)
 -筆箱 
 -はさみ
 -のり
 -赤青鉛筆 
 -連絡帳 
 -じゆう帳
 -色鉛筆(12色)
 -クレパス(16色)
 -ソフト下敷き(硬筆用、もしあれば)
 -プール用具(水着、帽子、タオル) 
 -水筒(夏場は毎日水筒持参です) 
 -ハブラシ、コップ
 -箸、ナプキン
 -上履き(専門店で購入すると1000円以上するようですが、子供品店や靴屋さんなどで300円ちょっとで売っていました) 
 -みんなのうた(これは希望です) 
 -体育帽子
 -給食着の帽子
 -学校机用引き出し
 -名札
赤字の物は、学校指定の専門店で購入しました)

上記の他にも給食袋、箸入れ、上履き入れなど大きさ指定がありました。持ち物については全て名前も記入しなくてはいけませんでした(鉛筆など細かい物も)。
体育着、給食着も指定があり、去年は別の物で代用しました今年は娘のお友達のお兄ちゃん、お姉ちゃんなどから譲っていただきました。もしも年上の知り合いのお子さんがいれば譲ってもらうのもいいかもしれません。今年は鍵盤ハーモニカもやっているようですが、こちらは私のお古を使用しました。
教科書は去年は何冊か購入しましたが、今年は先生が全てコピーしてくれました。ノートも学校で余っている物などをいただいたようです。

◎費用
家は公立の小学校なので、授業料などは無料です。
給食費が月に数千円(月の途中からの場合は日割り計算で)。
去年は初めてのプールだったので、小児科で心電図をとってくるよう言われました。こちらは実費だったように思います(もしかしたら子供医療費手当で返ってきたかも!?定かでありません)。
その他上記の品々を購入して幾らか掛かりました。

◎学校生活
朝は7時30分過ぎに近所の子供達と通学班で学校へ行きます。
帰宅は14時30~15時過ぎでしょうか。
慣れてくればその後はお友達と遊びに行きます(家や公園などへ)。
宿題は毎日ありますが、週末はありません。
20日頃から夏休みですが、夏休みの間数日プールがあります。
6月にはちょうど授業参観がありました。

以上ですが、あくまで娘の小学校の場合で、体験入学をされる小学校、また先生によっても対応が異なってくると思いますので、実際に行くことになりましたら直接受け入れ先の小学校へ問い合わせてみて下さい。
日本語の上達にはもちろんですが、日本の小学校でしか体験できないようなことも色々あると思うし、日本のお友達も沢山できると思うのでもしも機会があれば日本での体験入学をお勧めします。

それでは、あずき会の皆さまにとって楽しい夏休みでありますように♪